メジャーリーグ(MLB)公式は現地時間5月1日、最新の「ルーキーパワーランキング」を発表した。「ルーキーパワーランキング」とは、MLBのパイプラインと呼ばれる専門スタッフが今シーズン終了時の新人王受賞候補を投票したもの。最新の投票結果の中で、注目の日本人選手である吉田は6位、千賀は7位に食い込んだ。
MLB公式によると、6位の吉田は4月21日時点での打率は低迷していた。しかしここ2週間ほどは絶好調で、卓越した出塁率からも今シーズンの活躍が期待される。30歳近いという吉田の年齢からも他の選手に懸念されるような浮き沈みの心配は少ないものと見込まれる。
また、7位の千賀は非常にエネルギッシュに取り組んでおり、最近は良い具合に落ち着いてきた。過去3回の登板では10失点12四球を許した。今後はもっとストライクを投げ、より深く試合に入り込むことが期待される。
なお、MLB公式が発表した最新の「ルーキーパワーランキング」は以下のとおり。
1 コービン・キャロル(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)【前回順位:3】
2 ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)【前回順位:1】
3 ハンター・ブラウン(ヒューストン・アストロズ)【前回圏外】
4 ブレット・ベイティ(ニューヨーク・メッツ)【前回圏外】
5 ジョシュ・ヤン(テキサス・レンジャーズ)【前回順位:8】
6 吉田正尚(ボストン・レッドソックス)【前回順位:5】
7 千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)【前回順位:4】
8 ジェームズ・アウトマン(ロサンゼルス・ドジャース)【前回圏外】
9 グレイソン・ロドリゲス(ボルティモア・オリオールズ)【前回圏外】
10 アンソニー・ボルピー(ニューヨーク・ヤンキース)【前回順位:6】
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